足底筋膜炎(そくていきんまくえん)または足底腱膜炎(そくていけんまくえん)といいます。
足底筋膜炎は、我慢して放置するとどんどん痛くなっていきます。
足の裏やかかとの痛みを「そのうち治るだろう」と痛みを我慢していますと、範囲が広がり痛みが強くなって歩くことも困難になってしまいます。
多いケースですが、少し休んで楽になったからほっといたという話を稀に聞きますが、しばらくたつとまた、痛くなったり更に痛くなったりします。
繰り返すことで慢性化してしまいます。
よく走る方は、練習で身につけた筋力や体力を失いたくないので休まず痛みに悩まされることになります。
足の裏が痛くなる原因は?
・使いすぎたから
・体重が増えたから
・偏平足だから
・・・と言われていますが、これは間違いです。
使いすぎ、体重増加、偏平足の人でも足底筋膜炎にならないひとはならないです。
本当の原因は、足の裏には「足底筋膜」というかかとの骨と足先にある骨をつなぐ膜があります。
この筋肉が歩くときやジャンプした時に伸び縮みして足の裏にかかる衝撃を受け止めています。
この足底筋膜が硬くなると歩いたり、走ったり、ジャンプしたりする時に上手く伸び縮みが出来ずに引っ張られ足底筋膜がくっついている部分が痛くなるのです。
足底筋膜炎は、レントゲンには映らないので、病院では「骨に異常はない」と言われ痛み止めを
もらうだけです。
足底筋膜炎の治療法は?
出来るだけ負担をかけない状況を作ってから早期に治療を始めたほうが確実に治すことが出来るのです。
足の裏は毎日使う場所なので、歩けなくなる前にしっかり休んで治療していきましょう。
足底筋膜炎は、正しい対処をすれば早期に改善できる症状です。
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