こんにちは!
北浦和駅トップ接骨院です。
今回は、肩関節周囲炎に対しての鍼治療についてです。
鍼治療と肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)について
肩関節周囲炎、一般的には「四十肩」や「五十肩」とも呼ばれるこの症状は、中年期以降に多く見られる肩の痛みや可動域の制限を特徴とする疾患です。この状態は、日常生活において大きな支障をきたし、特に腕を上げる動作や後ろに手を回す動作が困難になることがあります。
肩関節周囲炎の原因と症状
肩関節周囲炎は、肩関節を支える筋肉や腱、靭帯が炎症を起こすことによって発症します。これにより、以下のような症状が現れます。
肩の痛み:初期段階では動かさなくても痛むことがあり、夜間痛が強いこともあります。
肩のこわばり:徐々に肩の可動域が制限され、腕を自由に動かせなくなることがあります。
肩の筋力低下:痛みや可動域制限により、肩の筋力が低下することがあります。
鍼灸治療の役割
鍼灸治療は、肩関節周囲炎の症状を緩和するための効果的な方法の一つです。以下に、鍼灸治療がどのように肩関節周囲炎に対処できるかをご紹介します。
1. 痛みの緩和
鍼灸治療は、体内のエネルギーの流れを整え、炎症を軽減することで、痛みの原因となる箇所に直接働きかけます。痛みが軽減されることで、日常生活での動作がしやすくなります。
2. 筋肉の緊張緩和
肩関節周囲炎では、肩周辺の筋肉が緊張して硬くなることが多いです。鍼を用いることで、これらの筋肉の緊張を緩和し、肩の可動域を改善します。また、血行が促進されることで、筋肉への酸素や栄養の供給が改善され、回復を早めます。
3. 自己治癒力の向上
鍼灸は、身体の自己治癒力を高めることが知られています。鍼の刺激が神経系を通じて脳に伝わり、自然治癒力を引き出すことで、症状の改善を促進します。
4. 精神的なリラックス効果
肩関節周囲炎は、痛みや不快感が続くため、精神的なストレスも大きくなります。鍼灸治療には、リラックス効果があり、ストレスを軽減することで、症状の悪化を防ぎます。
鍼灸治療を受ける際のポイント
鍼灸治療は、施術者の技術や経験により効果が異なるため、信頼できる鍼灸師に相談することが重要です。また、肩関節周囲炎の症状が進行している場合は、早めに治療を始めることが推奨されます。
まとめ
肩関節周囲炎は、痛みと可動域の制限が特徴的な疾患ですが、鍼灸治療を通じてその症状を緩和し、生活の質を向上させることが可能です。もし肩の痛みや不快感に悩まされている場合は、鍼灸治療を検討してみてはいかがでしょうか。早期の治療が、回復への近道となるかもしれません。
北浦和駅トップ接骨院
北浦和駅から徒歩3分